自分の人生に一番大事なのは「太陽」
自分の人生を生きるというのは、星読み的に言うと自分の「太陽」を輝かせて生きるということです。つまり、自分の太陽星座(サイン)らしい生き方を目指すということ。
例えば太陽星座が、
牡羊座なら、
自分のアイデンティティーを追究するために、常にパワー全開で新しいことにチャレンジする人生、みたいな感じだし、
牡牛座なら、
自分の鋭い体感覚を信じて目の前のことに着実に取り組み、平和な日常と現実的な成果をコツコツ積み重ねる人生、みたいな感じ、
双子座なら、
あらゆる人やモノゴトをつなげるためにフットワーク良く情報や知識を広げ、豊富な経験を積みながらときに要領よく立ち回る人生、みたいな感じで、
蟹座なら、
深い愛情と感情を何より大切にして、感受性豊かで心地よくあたたかい家庭や仲間たちの集うたまり場を築く人生、みたいなという感じで、
そこを目指せば自分らしさの輝きが増すわけです。そして、自分らしさの太陽が輝けば他の天体とのエネルギーの循環もよくなるので、どんな場面でも自分が持つ本来のエネルギーを上手く活かせるようになり、生きやすくなるということです。
この地上で生きている限り、魂は進化し成長し続けようとするので、必ずそのための課題が試練として出てきますが、自分のエネルギーをちゃんと循環させて使えていれば、どんな試練でも自分のアイデアと工夫と努力で、果敢に乗り越えてゆけるし、あるいは他者からのサポートを受け取りやすくなったりするものです。
だ・か・ら、自分の太陽星座(サイン)をよく理解して、その生き方を目指すことって本当に重要だとわたしは思っているのです。
しかーし、自分の太陽を輝かせて生きるということは、実は思ったほど容易ではないんですね!!
なぜなら、「太陽」は人生で目指すもの、だから。
最初から上手くできてしまうような簡単なエネルギーではないわけです。
でも、なんと言っても「太陽」なのでね、自分にとって一番大切な天体でありエネルギーでなんですよ。
だから、自分の太陽星座(サイン)のエネルギーは、皆さんちゃんとたっぷり持ち合わせて生まれてきてます。それを活かすための人生だから。
世の中みんなが自分の太陽を輝かせたら?!
でも残念なことに、自分の太陽をちゃんと使えてない人が多いんですね。いやあ、もったいない。
それでね、多くの人は「なんか自分の人生、しっくりこないんだよね」と悩む。でしょ?
太陽がまだまだ輝いてない、かも、しれないのですよ。
というか、歴史的な観点からみても、今までの人類は自分の太陽を輝かせきれない環境で生きてきたと言えるとわたしは確信しています。
なぜなら、人が自分の太陽を活かして生きていたなら、世の中は混沌としないでしょう。
だってみんなの太陽が輝けば、それぞれにあたたかく寛大で、自分が発する光で他を生かし、そして豊かさを生みだすような人ばっかりの世界になるはずでしょ。
そうなってますかね?
まだまだ、でしょ。
いや、いますよ。たしかに少しずつだんだん増えてきてはいますが、まだまだ少数派だと思いませんか?
誰だって自分の太陽のパワー全開で心もカラダも喜ぶような楽しい生き方をしたいはず。そこに、たとえ多少の苦労が伴ったとしても。わたしならそう思います。
で、いま、まさに多くの人たちが「よっし!自分の道を生きるぞ!!」と意を決して、世の中は「自分らしさ人生」が大ブームになってるじゃないですか。
でね、そう決心して「どんな苦労もいとわないぞ」と覚悟を決めていざ自分の道を歩み始めるとね、必ず出てきますね。
「ラスボス」「ドリームキラー」などの妨害者のたぐい。
あなたの「ラスボス」はどんなタイプ?
間違いなく出没します!!
しかも、けっこう身近な人がこのキャラを担当してくれたりしますね。
夫だったり、妻だったり、親や子どもだったり、毎日会わなきゃいけない職場の上司だったりというパターンあたりが王道ですね。
あとは、自分の中に現れちゃうケースもありますね。
未知のチャレンジへの不安とか怖れとか、やっぱ無理かもって自信喪失とか、無価値観とか。
でもこういうのって、本当にたんなるラスボスですから。
そして、それと向き合おうとすると、必ず「孤独」という最強のラスボスが最終試練を仕掛けてくる、というのがまずお決まりのパターンです。
つまりこうしてね、神さまからね、宇宙からでもいいですけど、「覚悟」と「自信」を試されてるだけなんですよね。
でも、そこんところを忘れがちで、
ついムキになって戦ってしまったり(牡羊座低波動パターン)、
やっぱ今まで通りの現実的な道に戻ろうとしてしまったり(牡牛座低波動パターン)、
得意の抜け駆けで、本来の目的を忘れて違う方向に逃げちゃったり(双子座低波動パターン)、
ラスボスは御免とばかりに自分の殻に閉じこもっちゃったり(蟹座低波動パターン)、
なんてことになってしまう。
でも、大丈夫です!!それが、太陽への道なんだから!!
ラスボスが現れて、最初は回避を試みて、でもうまくいかず、自己嫌悪や自信喪失を味わい、そこでまた自分と向き合うことで乗り越えていこうとチャレンジする。
その繰り返し。何度も。何度も。
自分の人生を取り戻そうとするヒーロー・ヒロインが必ず通る「いばらの道」なんですよ。
だから、占星術で「太陽」は「英雄」という意味もあるのです。
魂が成長して人格が上がっていくにつれ、試練は厳しくなるもの。それは宇宙が何度も何度もわたしたちにテストしてくるからなんですね。
その耐久テストを何度もクリアさせて、どんなことがあっても揺らがない自分軸を作ってゆく。それが、自分の太陽を生きてゆく、自分の人生を生きてゆくってことなのですね。
だから、ラスボスなしでは太陽へは向かえないわけですよ。
占星術でいえば「土星」ですね。
でも、土星を使いこなせば、ものすごいご褒美があるって話です。(土星の話はまた別の機会に)
とにかく、わたしたちは生まれる前に、自分の人生に相応しいシナリオとそれに必要なエネルギーをちゃんと用意周到に準備してきていて、宇宙はそれを適切なタイミングでちゃんと届けてくれるし、わたしたちがちゃんと受け取れるように仕向けてくれるんですから、ぜったいに大丈夫なんです。
仮にタイミングを逃してとしてもね、また少し回り道して必ずそのテスト受けさせられるようになってるんですから。
だから、一度行こうって決めたらね、ラスボス出てきても「おお、来た。来た。」って思って、「お役目ご苦労様です。嫌なめんどい役回り本当にありがとうございます」って、ニコニコ笑ってかわせばいいだけなんです。
と、わたしはいつも自分に言い聞かせてます。(時々忘れちゃうけどね)