こころ

米大統領選挙から就任まで、振り回された自分の内側を考察してみる

今回は、いま現在、自分のこころと向き合って気づいたことを書いておきたいと思う。

これを書いてるのは、2021年1月22日。アメリカ大統領選に一応の決着がついて、新大統領に就任したと言われるバイデン氏の就任式が、表向きでは無事に終わったとされているこのタイミングで、わたしが気づいたこと。と、こころの変化について。

まず、トランプ隠れ支持者だったことについて

ずっとトランプ大統領が再選されると固く信じて応援してた。疑いの余地なんて全くなく、ぜったいに再選すると思ってた。

「思ってた」と書いたけど、そう感じていた。というか、期待だったのかもしれない。

まあ、いずれにしてもそう願っていた。

わたしは、トランプ氏の ”まんま陽気なアメリカン” に見えるところが大好きだったから、初当選のときはめっちゃ嬉しかった。

それからしばらくは、政治・世界情勢は疎いながらも、テレビのニュースで見るトランプ批判を、悲しいけどでも事実なのかな??と思いながら眺めているだけのときも。

大統領弾劾訴追とか、なんちゃら疑惑とか、よく知らんけど怖そうな言葉がニュースで騒がれたときには、やっぱヤバい人なんかな?と残念な気持ちを、そりゃあ何度も感じていたことも事実。

でも、米中関係が悪化してきたころのニュースなんかは、トランプいけいけ~とか思いながら笑ってノリノリで見てたりとか。

コロナ禍中に深みにハマった初めての陰謀論

2020年になってコロナ騒動が勃発して、ただならぬ気配が漂う頃。

コロナの不自然さを解明したかったのと、星読みから2020年以降の世の中もろもろ激ヤバになる件、この2つの関連性を確かめたく情報収集に熱が入る。

はじめて「Qアノン」とか「ディープステート」とか「イルミナティ」とか「カバール」「人身売買や小児性愛組織」とかを知った衝撃。

”とんでも情報” でしょ、と気を反らそうとするも、動画やら写真やら、見てはいけなかった闇の事実を知り始めてしまうともう止められない。ウソか誠か分からぬまま、だからこそ裏の裏の隠された真実を知りたい、という蠍座の本性がうずき出す。

しばらく色んな情報に触れながら、世界にはやはり裏側ってもんがあることを知る。

世界の「闇」を「光」に変えようとしている、というスピ視点での情報も、とりあえず種々雑多、偏見持たず見聞きしてゆく。

宇宙や宇宙人の情報も。最初は抵抗感持ちながらも、でも自分なりの理性を保ちながらね、と言い聞かせ、聴いてみる。受け入れられないものは断固拒否して、これはアリかな、と自分の心に聞きながらの取捨選択。

かくして、元ウクライナ大使の馬渕睦夫氏や、経済アナリストの藤原直哉氏など、堅実派の情報にも耳が傾けられるくらいに世情キーワードに馴染みが出来てくる。

星読み目線での自分勝手なシロウト分析も興味深い。

トランプ再選を疑わず、迎えた自分の中の光と闇

そんなこんなで迎えた大統領選挙。

世界の闇を光に変える立役者がトランプだから負けるはずない。不正選挙があろうがなかろうが、落選なんて疑う余地まったくなし。

そして迎えた11月3日の選挙当日。・・・

不正が多すぎる。いかんやろ。悪い奴らさっさと成敗してくれ。と、結果なんか意に介さず。

12月の選挙人投票。あら?またバイデン勝利って、マジ?、ま、ここでもまだ準備が整ってないのね。不正が暴かれてトランプ再選まで、もうちょい時間かかるのね。と。ふつうに信じる。

そして1月6日。連邦議会の上下両院合同議会ではきっと決着つくはず、と。これも信じて疑わず。とは言え、その一部始終を見守りたい一心でライブ配信に釘付けの終日。

このときも、アンティファの暴動やら不正やら、ぜんぶDS側だからさっさと軍のオペレーション発動させたら一気に情勢盛り返されるはず。硬く信じて、まだ強気崩さず。

仲のいい星読み仲間のあいだではトランプ勝利が定説だったゆえ、この概念は世間一般にも通じるだろうと。マイノリティーなアイデアであったことをすっかり失念。

遠く米現地に住み、毎日さぞ不安ではと日頃から両親が心配している米CA在住の妹と姪は、いつも素直に耳を傾けてくれる。情報収集ネタはそんな彼女たちにまめにシェア。

そのノリで地元在住の真ん中の妹にも話してみる。やや怪訝な顔をするも、ちゃんと話すと興味を示してくれる。蠍座対極の牡牛座は、真実追究より目前の現実型にもかかわらず、だ。

やはり、真理の放つ光のエネルギーは誰の心にも響くのだと、都合のよい解釈は確信へ。

そのノリで地元で仲良しの幼友達にも思い切って話してみる。目をシロクロさせながらも黙って聴いてくれたは、くれた、が。最後に忠告される。

「その話、誰にもしない方がいいよ」

・・・

あ、そか。世間一般では、まだそういうもんなんだ、と気付く。それが1月10日ごろ。

それでも20日までは、かならず形勢逆転と信じているからまったく気にせず。

しかし、なかなか聴きたいニュースが入ってこない。どうした?

緊急放送。大量逮捕。

 

と、ここまで、書いて。この2大キーワードに、今なら、さすがにちょっと恥ずかしくなる。

 

ほんとにそんなの信じてたの??

あるわけないじゃん。

・・・

だって、あんなにたくさんのユーチューバーさん達が言ってた。

あの、酷い、目を覆いたくなるような写真や動画、あれは何?

あれも、洗脳??

わたし、引っかかった??

あれ?トランプさんのあの笑顔は??

 

ふと、頭にイヤな予感が脳裏をよぎる。

トランプ氏のホロスコープの、水星と海王星のスクエア。→教科書では「嘘つき癖」とも言われるやつ。そんなの絶対じゃない、と今までは思ってたけど、え??まさか・・・

知らん。わからん。海王星がヤバいのは、トランプさんじゃなくて、、、いや

アタシ?!

アタシのふわふわ宙を浮きやすい海王星が、魚座で勢い増してて。やっちまった?!

いやいやいやいや。海王星のせいにしてはダメだ。あー、でもやっぱ水星の理性が足りんかった?

・・・

 

とたんに、しょぼーんとしょぼくれてゆく。

新大統領就任式を経て思い出した、取るに足らない「大事なこと」

20日には就任式。

バーチャルだの、録画だの、と巷のユーチューバーさん達に言われてはいるものの。とりあえずこれが現時点での世界の共通認識。とされている。バイデン新大統領の正式就任。

なのに、わたしは、それを受け入れられない。。。

なぜに??

・・・

しばらく、考える。

 

そうだ。

世界が変わってゆくことを、心底願っていたんだ。

 

そうか。

でも、なぜ?

どうして、そんなに目の前の世界を受け入れられない??

世界を受け入れられないのは、自分の生きてきた人生で経験してきたその世界を否定したいのか?

自分の人生を、否定している?? ・・・ まだ??

何もできない自分でも、何も残せていない自分でも、それでもわたしはここに居ていい。そう思っていたはずじゃん!!

 

でも、世界を変えたかった。外の世界を。

 

ってことは、自分の内側の世界にも。まだ、

 そのままの自分で、

 全部OK!!

って思えない部分があったんだと気づいた。

 

なんだー。そっかー。

だから、世界転覆をトランプさんに託していたのか。なるほどー。そういうことだったか。

 

と、気づいてしまえばこっちのもの。

あとは、心と魂のプログラムがアップデートされるのを待つのみ。

ちっぽけな、あたりまえな事ではあるが、わたしにとっては大事なアップデートに違いないと思う。だからこうして書いてる。

「裏」も「表」も真実であり、現実であって、ウソもある。つまり、どっちでもいい

もうひとつ、分かったこと。

世の中はやっぱり、きっと全てが表裏一体になっているんだ。

わたしたち一般庶民に、すべて正しい事実だけが伝えられるメディアの仕組みが、この世の中にあるなんてことは、もちろんナイと思う。戦中の大本営発表が真っ赤な大ウソだったという事実が物語っていたように。

とは言え、民衆に世の中の出来事を正確に伝えようと真摯に取り組み、自らの役目に疑念も持たず、そんな余裕さえもなく、ただ一途に報道の現場を奔走するジャーナリストも、世界中にはたくさんいる。それは事実であり現実。

つまり、裏も表も、やはりそれぞれが事実であることには違いがない、ということ。もちろん、中にはウソや誤魔化しもたくさんあるだろうけどね。

だから、わたしが知ったさまざまな謎は、まだ世界緊急放送で明かされてないからと言って、全部ウソだったとは言い切れないんじゃなかと思う。

つまり、わたしの海王星は暴走したかもしれないけど、それはそれでいいじゃん。と

だってさ、ウエディング業界のことを思い出したんだ。

披露宴の表と裏。華やかな一組のウエディングを仕掛けるのに、どれだけの黒子がいて、裏方がいて、綿密なプランがあって、工夫や演出があって、サプライズもあって、当日の舞台裏のドタバタがあることか。

ゲストは何も知らないで、ただキレイな花嫁と初々しい二人の門出という「表舞台」を楽しむだけ。その「表舞台」はもちろん真実であって本物だし、そして「舞台裏」のドタバタも然り。ぜーったいに表のゲストたちには見せちゃいけないけど、確かに存在するもの。どちらも本物であって、どちらも真実。

そう考えたら、わたしたちもやっぱ、見ていいところ、まだNGのところ、ぜったいに見てはいけないところ、見ない方がいいところ、とかってさ、それぞれの場所があって役者がいるんだな、と思う。

と。そんなの当たり前だけどさ、あらためて気づいたのだ。

そして、気づいたら笑っちゃった。

なんだ。そんだけのことじゃん、って。

 

自分が、妄想族のヤバいヤツだったって思い出したときには、サーッと血の気が引いた。

こんなだからアタシ、いつまでたってもこんななんじゃんっ!!って。

恐ろしい「自己嫌悪」に飲み込まれそうになったが、すぐに、そんな必要なかったと気を取り直した。

どれもこれも、気づきだったんだよ。こころが強さを増してってるんだよ。うん。

そして、トランプ大統領のハッピースマイルに会える日も、また必ず遠からず来る!!

そう感じる自分のハートを、今は大事に抱きしめていたいと思う。

ABOUT ME
KOTORI KUMIKO
KOTORI KUMIKO
【星よみカウンセラー】 お寺に生まれ「祈り」を生き方のベースとしています。星よみは感性にゆだねならも、「なぜそうなのか?」を論理的に現実的に伝えたくて、大宇宙の星のメッセンジャーを目指し日々奮闘中。わたしにとっての星読みは人生に彩りを与えるアートであり、心に潤いと感動を与えてくれるもの!そして、癒しと気付きのセラピーにもなってしまうもの!!日本中、世界中、なんなら宇宙中の仲間たちとそんな星よみみを愉しみたいという広大無辺な夢を、今日も天に祈り星と語る。