コロナ禍の医療現場は乙女座ブートキャンプ
まったくもってひょんな事から、医療従事に転身しました。笑
地域でも有数な最大規模の総合病院での勤務。
とは言っても、医療関係の専門知識も資格もゼロな人でもOKな、つまり誰にでも出来る超簡単なお仕事です。
しかし、医療現場はやはり見事なまでに「乙女座一色」であって、水星の左脳大全開、超高速フル回転を求められる場所であります。ま、その人なりの水星エネルギーってことだから、それぞれの許容範囲内で、ですけどね。
乙女座は、人々の日々の営みが円滑に進むようきちんと細かく管理・精査して効率よく実務をこなしてゆくエネルギー。
健康管理とか、栄養管理とか、医療とか、システムなどのエンジニアやプログラミング的な仕事とかが乙女座のステージ。だから、「病院」は乙女座の代表格。
人命に関わる医療現場は数ミリのミスも許されないわけで、それは手術室の中だけの話ではなく、病院全体が常に「緻密さ」と「完璧さ」が求められる空気感に満たされてます。
そしてそれは、わたしが関わることになった患者さんの一時対応の窓口や事務方もまったく同様。
病院に勤める人々って、それはそれはそれは「きまじめ」に「かいがいしく」寸暇を惜しんでよく働きます。それはもうビックリするくらい。だって、トイレも我慢して、喉が渇いてもギリギリまで我慢して。カラダ壊しちゃうよ~ってくらい、バカまじめにご奉仕しているのです。まさに滅私奉公。
朝の診療受付は8時半スタート。わたしも、8時前には患者さんをいつでもお迎えOKの準備万端に整えて、そこからランチ休憩以外は、夕方5時半の勤務終了までほぼ立ちっぱなし。
わたしはサウスノード(過去世で得意だったところ)が乙女座なので、乙女座的なテーマは得意だからやれてるんだろうな、と感じてます。そうでなきゃ、毎朝4時半過ぎに起きて、お弁当作っての早朝出勤の新生活にこの歳で新たにチャレンジするなんて、けっこーキツイ。
「あー、サウスノードのおさらい時期が来ちゃったのね」とあきらめて、自分の魂のプランにおとなしく従っているわけです。
なぜなら、この過去世のサウスノードをきちんとおさらいしておかないと、未来へ向かうノースノードの課題へ移行しても、なかなかうまくいかなくて、また過去に戻ってしまう、ということになるのです。
いや、むしろ、すでにそうなっていたので、「はいはい。ここで軌道修正して、最終仕上げですね。」と腹をくくりました。
完璧主義は、他者を批判・非難しがち。そんな残念な乙女座エネルギーを強制的に修正
乙女座のエネルギーというのは、真面目で完璧主義者が多く、職場では重宝される一方、度が過ぎると、自分以外の周囲にもその完璧主義を押し付けがち。デキない人をついつい批判してしまい、上から目線になっちゃったりして、結果ウザい存在になってしまうことも多々あります。
それさえなければ、ほんとに職場でも家庭でも引く手あまたなんですけどね。
でも、それをやってしまうのが、乙女座の宿命なのです。「やりすぎ」を。
仕事を覚えて、効率よく業務をこなせるようになる。そうすると、患者さんや職場の関係者からたくさん感謝されるようになってくる。それが嬉しくてもっともっと効率を求めて、やり方を工夫して試行錯誤を繰り返す。ときに失敗しても、反省して検証して、それを次に活かし、さらに完璧な結果を出してゆく。
そこで満足すればいいのですが、この「完璧」を求めるあまり、ついつい周囲にも厳しいチェックの目を向けるようになり、どんどん周囲の「アラ」が気になり始めます。
しかし。世の中は常に「働きバチの法則」がはたらいていて、「2割はよく働き、6割は普通に働き、2割は怠ける」というふうになっています。どんな集団でもほぼ必ず起きる現象なので、乙女座の領域の医療現場と言えども、完璧「じゃない人」も出現する。
ここで乙女座は非常に強い「葛藤」と向き合うことになります。
「なぜ医療現場なのに、あの人(2割の不出来な同僚)は患者さんのために”完璧”にできないわけ?!」
と、乙女座エネルギーが行き過ぎると、必ず不平・不満が出てきて、それから非難・批判へと変わり、その低い波動の乙女座エネルギーは結果として自分自身を苦しめることになります。
此の世は多様性で成り立っていることを思い出す
すると。。そう。
この地球という惑星は「多様性」のエネルギーが複雑に絡み合って成り立っている、という事実を思い出すしかなくなるわけです。
「多様性」。それが「宇宙の真理」なんだと。
最初のうちは、不平を言ったり、ムカつく人に不満をぶちまけたり、なんとか「完璧」な仕事をさせようと悪戦苦闘したりするかもしれないけど、それでも「2割」の人は、けして思うようにはなりません。
だって、彼ら彼女らは、完璧主義過多に陥った乙女座エネルギーを中和させるために宇宙から派遣された、お仕事不出来な「キャラクター」を演じているだけなの、たんなる「共演者」なのだから。
はい。そうですよね。
「多様性を受け入れてゆくこと」が、乙女座を「乙女座たらしめる」究極の訓練なのだな、とわたしはこの職場で身をもって気付いたのでした。
わたしは10ハウスが牡羊座で、MCに火星がコンジャンクション。10ハウスというのは社会的な仕事の場面。そこに火星がいて、火星のハウスである牡羊座なので、この火星はものすごーく強い。良く影響しているときは最前線の戦士のようにガンガン前進して仕事するタイプなのですが、低い波動になっていると、仕事上でのちょっとしたイライラや怒りが大爆発して、自分で自分の身を滅ぼしてしまうような激しいタイプです。けっこう、やっかい。
しかも、乙女座に関して言えば、サウスノードだし、とことんこだわりたい冥王星もあるので、これもかなり強い乙女座エネルギーを持つわたし。
そんなわけで、乙女座を適切に使いこなすための強制訓練、つまりブートキャンプに収容してもらい、とことん「多様性」を受け入れて、真の「魚座」(未来へ向かうノースノード)を目指しなさい、と宇宙に叱咤激励されていることを知ったわけです。
魂のプランはいつでも完璧だから、ただ信じるべし
この病院勤め、わたしはハッキリ言って、自分ではまったく望んでいたものじゃないし、早く辞めたい、どうやったら辞められるか、そんなことばかり考えていたのです。
が、しかし。実際の仕事は結構、いや、かなり楽しく感じている、不思議な自分。
そりゃそうだと思います。これだけ乙女座が強いわたしが、その乙女座力を存分に発揮できるのだから、たまらなく楽しいんだろうな、とホロスコープは証明しています。
しかし、今世、わたしがこの地上で目指すべきは「魚座」の世界観。これは一生をかけて、ゆっくりゆっくり目指すところ。
人生も後半ともなると、そろそろノースノードの未来の方に少しずつシフトしてゆけるよう、そのためにサウスノード(過去)から積み上げてきた自分のリソースとして使うべき、乙女座の総仕上げをしておく必要があったわけです。
でも、最近のわたしは、山羊座と水瓶座と魚座のエネルギーにばかり目が向いていて、乙女座をすっかり置き去りにしていました。
だから、歯車がなかなか上手く廻り出さない。そんな悲痛なジレンマに陥っていました。
そこを宇宙はちゃんと調整してくれたわけですね。これに気付けたもの星読みのお陰。
宇宙って素晴らしい!!星の世界ってありがたい!!